MRに嫌われる薬剤師さん
始めての記事ですが、早速ジェネリックMRの本音をぶちまけたいと思います。
僕たちジェネリックMRの多くは、医師ではなく薬剤師さん相手に仕事をすることが多いです。
それは、なぜかというと処方するのは医師なのですが、処方されたお薬を先発にする後発にするかというのは、薬剤師さんに権限があるからなのです。
そんな僕たちのお客様である薬剤師さんに嫌いなんて言うのは口が裂けても言えないのですが、時には本音を語りたくなるものです。
それでは、早速ジェネリックMRから嫌われる薬剤師さんを3パターン紹介したいと思います。
①タメ口で喋る薬剤師さん
タメ口で喋る薬剤師さん、本当に多いです。
確かにお薬を買ってもらっているのは事実です。しかし、僕たちもきちんと薬剤を納入しています。
ビジネス的に言えばwin-winですよね?
それなのに、親しくもならないうちからタメ口を使う薬剤師の先生は本当に多いです。
例えば、製剤工夫の話を聞く時も「ふーん、そうなんだ」と答える方。
そうなんですね、だろ!と言いたくなります。もう、慣れましたけど。
お仕事の相手をする人間同士って買う方、売る方、どちらも相手に敬意を払うのが社会的な常識だと思うのです。敬語ってそのために、あるのですから。
はっきり言って仕舞えば、薬剤師の先生って結構ジェネリックMRのことを見下している人多いです。
仕方の無い面もありますが、それをそのまま出している先生はMRから嫌われてしまいます。
②後発品を選ぶ際の最重要項目が価格な薬剤師さん
こういう薬剤師さんもとっても多いです。
改めてお薬って「薬価」と言ってお値段が国で決まっています。でも、それは医療機関が患者さんに出すときの話です。
医療機関が卸さん等から購入する際の価格は決まっていません。
つまり、安く仕入れれば仕入れるほど「薬価差益」と言って薬局の収入になります。
在庫を抱えるリスクなどを含めて必要な面もありますが、明らかに利益だけを狙っている薬局さん、多いです。
今ではジェネリックメーカーも製剤にたくさんの工夫をします。見やすかったり、扱いやすかったり、飲みやすかったり。
他にも安定供給に力を入れたり、データをすぐに出せるか、など評価基準は結構あるはずです。
そういった部分を無視して、どうせ飲んだら変わらないのだからと「安いもの」を買う。
患者さんに「どうして、このメーカーのジェネリックなの?」と聞かれた時に、「安かったからです!」と答えられますか?
そういった薬剤師さん、やっぱりMRから実は嫌われています。
③説明会の時、明らかに弁当目当てな薬剤師さん
僕たちは、自社の製品を買ってもらうために結構、説明会というものをします。
プロジェクターとバソコンを持ち込んで、薬局で薬剤師の先生たちにプレゼンをするわけです。
時間帯はお昼と夕方が多いのですが、その際にはお弁当を製薬メーカーが出します。
結構、豪華なお弁当です。
まあ、ある程度は仕方ないとは思っていますが、弁当の数を聞くと明らかに多く要求してくる薬剤師さん。
実際に頼まれた数を持ってくると、明らかに余っている。それをお土産に持って帰る薬剤師さん、意外といます。
そして、弁当を食べるだけ食べて説明会の話なんてまるで聞いていない薬剤師さん、実際にいらっしゃいます。
説明が終われば、さっさと帰れと態度にありありな方、いるんですよ。
こういった薬剤師さんも、嫌われます。
これは、僕が感じたことですけどきっと大多数のMRが感じていることだと思います。
MRの腰が低くくても、油断しないでくださいね。
僕らは僕らで、しっかりと取引相手のことは見ているのです。